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2014年5月 1日 (木)

『最新版・日本埋蔵金地図 Vol.1』(八重野充弘著)が発刊されました

 昨年の秋に、一冊の埋蔵金関連図書が発行されていた。それは、日本トレジャーハンティング・クラブ代表の八重野充弘さんによる『最新版 埋蔵金地図 VOL.1』という書籍で、八重野さんのチームが、日本全国で実際に埋蔵金探索にあたったレポートだ。

 おなじみ“徳川埋蔵金”を始め、“旧日本軍の巨宝”、“海賊キッドの宝”、“武田信玄の軍用金”、“尾張徳川の埋蔵金”それぞれのスポットでの探索状況、そして現状報告などがつづられている。ただ、例によってこの手の書籍での定番といえる「あと一歩!」までで終わっており、発見記ではないのが残念だが、これまでほとんどの探索者が秘密主義を取ってきたことを考えると、ここまでオープンに進行状況なり、情報を公開しているところにこの書の価値があるといえるだろう。

 それもそのはず、八重野さんは埋蔵金探索にあたって「実際に埋蔵金を発見した場合、必ず公表して所有権については法にゆだねる」とういうポリシーを持っているというからこそ、ここまでオープンにできるのだろう。日本トレージャーハンティング・クラブに集まる方々もほとんど手弁当で発掘プロジェクトに参加、協力していることうかがえる。

 書籍の内容自体は、“週刊実話”2011年12月15日号から翌年の6月14日号までと、2012年12月20日号から翌年の6月13日号までに連載された八重野さんの埋蔵金記事をベースに、特に有望なスポットを厳選して加筆、掲載している。注目は、やはり八重野さんも言っているとおり、全国レベルでは初公開といえる“尾張徳川家の埋蔵金”の情報だろう。

 そしてもう一つこの書籍で注目したのは、これがもともとはパソコンや、スマホなどで読める“電子書籍”を前提として作られたことで、発行部数の限られる埋蔵金関連書籍などにとっては電子書籍はとても相性の良いメディアなのではないだろうか。書籍版は、電子版での反響なりを見て発行部数が見込めることがわかれば本格的に出版すればいい、というスタイルだろう。あなたもご自身の探索成果を発表してみてはいかがでしょうか。

 ちなみにこの書籍の発行元である“トータルEメディア出版”のパンフレットによれば、10万円(税別)で50冊の単行本版の自費出版と電子ブックが作れるそうです。書籍版は、ちゃんとISBNコードも取ってアマゾンで販売されます。ただし当方が購入した書籍版の作りは、裁断が甘かったり、表4(裏表紙)にプリントミスがあってシールで隠していたり、と自費出版のレベルというのはこんなものなのでしょうか、と思ったことだけは付け加えておきます。

●『日本の埋蔵金』研究所WEBサイト:http://komiyama.gr.jp/

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