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2013年12月 4日 (水)

中国が南シナ海で「沈没船」の所有権を主張

 中国の経済関連ニュースを日本語で伝えるWEBサイト、新華社のXINHUA.JPがちょっと気になるニュースを配信していたのでご紹介。基本的に当方は、「海底の財宝」などといわれるいわゆる沈船は、埋蔵金とはまったく趣旨が違うのであまり興味がないのだが、このところの中国の覇権主義に関連するニュースとして取り上げておこうと思った次第。

 そのニュースとは、12月4日付けの配信で、
『中国が南シナ海で「沈没船」の所有権を主張、仏考古学者の捜索阻止など取り締まり強化―米メディア』
 という見出しで掲載された。

 具体的な内容は、以下記事を引用----------

 米メディアは2日、中国政府が南シナ海で沈没した船の所有権も主張し始めたと報じた。同海域は中国とインド、中東、アフリカを結ぶ海上交通の要衝で、明代以降に沈没した船は中国やインド、中東、オランダ、英国などの帆船や軍艦など、2000隻を超えるとみられる。韓国・朝鮮日報の中国語電子版が3日伝えた。

 報道によれば、中国は他国の政府に対して南シナ海での沈没船回収などの行為が違法だと訴え、海洋監視船が取り締まりを強化しつつある。

 フランスの著名な海洋考古学者が率いるチームが昨年、フィリピン国立博物館とフィリピン付近の南シナ海で中国の13世紀の難破船の捜索を行ったところ、中国の沿岸警備隊に阻止されたという。

 南シナ海では中国とフィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイなどが主権を争っている。中国水下文化遺産保護センターの劉曙光主任は、「中国政府は南シナ海の主権を主張できる、より多くの資料を探したいと考えている」と話した。(編集翻訳 恩田有紀)

 ----------という記事だ。

 そう、今まさに緊張が高まっている南シナ海の話題だ。

 領有権の確保に着々邁進の中国が、海上ばかりか、海底も舞台に権利を主張し始めているということ。いや領有権問題自体が海底資源の確保、という側面も強いのだから海底資源の調査同様“海底をあさる”行動は、理由はともあれ容認できない、ということだろう。

 海底の資源は何も石油やガスに限らない。南シナ海は、まさにアジア版のバミューダ海域やフロリダ半島沿岸。多くの沈船が眠っている海域でもある。中世の海難事故の発生件数を考えれば、南シナ海でも海底サルベージ業が成り立つのは確実だろう。

 2007年には、中国広東省陽江市沖の南シナ海で、なんと34兆円もの文化的な価値が眠っているといわれる沈船が発見されたという例もある(ただし、その後確かに報道されたとおりに34兆円もの財宝が引き上がられたかは…何せ、中国のことなので)。話半分、いや話十分の一でも相当な額だ。そこまでの額でなければ、実際に海底から沈船の財宝が引き上げられた例はいくつもある。

 この調子でいくと中国は、日本の領海内でも元寇の時に沈んだ元や朝鮮の船は自国に所有権がある、などと言い出すかもしれませんね。まあ、文化財的には重要ですが経済的にはほとんど価値はないでしょうから興味は持たない&他国を侵略しようとした歴史など無かったことにしてるのでしょうけど。

 本当の大国になって欲しい中国がらみの話題でした。

『日本の埋蔵金』WEBサイト:http://www.komiyama.gr.jp/

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