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2010年9月23日 (木)

『埋蔵金・邪馬台国の謎解きに挑戦 ミステリーハンティング』

<橘高 章著/歴研(歴史研究会)/税込840円/2004年10月28日第1刷/ISBN4-947769-42-4>

Maizoyamatai_s_2  本Webサイトは1995年にオープンさせました。以来何度かスタイルを変え、内容を充実させてきましたが(そこら辺の経緯は「TJR 案内」の項で)、この書籍の著者である橘高さんも、確か1996年だったか、まだ“埋蔵金”のキーワードで検索をかけても2~3のサイトしか引っかからないという、インターネットがやっと一般に普及しはじめた頃からWebサイトをオープンされていました。
 で、本題のこの書籍ですが、歴史研究会という同好の士の集まりも運営する合資会社歴研というところから発行された、埋蔵金関連書籍では珍しい“ナビ本” です。埋蔵金探しを始めたばかりという方にも分かりやすく、というスタイルをとってはいますが、よくある“埋蔵金ガイド”ではありませんのでご注意を。これまでは資料の上であれこれ探索してきたが、そろそろ“現場”にも行ってみたい、というレベルのトレジャー・ハンターの方々のリクエストにこそピッタリな書籍でしょう。なかなか表に出る機会の少ない“秘蔵図面”や資料をもとに橘高さんが謎解き、解明、解説してくれるこの書を手に“現場”に出てみてはいかがでしょうか。
 対象としているのは、(1)武田、(2)徳川、(3)豊臣、のおなじみの埋蔵金の前半部分、(4)クフ王の埋宝、(5)古事記、(6)邪馬台国と後半は橘高さんオリジナルの歴史の謎解きが展開される“読み物”的な部分で構成されています。こちらは歴史の“通説”というものに飽き足らない思いをしている方 は要注目かもしれません(ただし全50ページというページ数にこれだけの内容を詰め込んでいますのでかなり“飛ばし気味”なのは致し方ないかも…)。
 それでは、本書を手に“現場”へ!といいたいところですが、橘高さんも書いております。ほとんどのポイントは山中や渓谷など、大自然のただ中です。都会人が思いもつかないような多くの危険が待ちかまえていることを肝に銘じて、また、あくまで自己責任の上で慎重な行動をお願いします。特に「闇雲に穴を掘る ことだけは絶対に避けていただきたい!」というのがこの世界の“先達”に共通する思いです。安全に楽しく、そして“知的”に楽しみましょう。

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