« 『謎解き紀行 徳川埋蔵金 下 「会津の地に眠る一千万両発見」』 | トップページ | 『闇に消えた日本の黄金ミステリー 発掘!埋蔵金伝説99』 »

2010年9月25日 (土)

『廣済堂文庫 全国「隠し財宝」完全マップ』

<造事務所編著/廣済堂あかつき/税別648円/2009年4月30日第1版第1刷発行/ISBN978-4-331-65451-4>

Zenkokukakushizaiho_s  仙台にお住まいの方から「宮城県には埋蔵金伝説が少ないようですが…仙台藩の埋蔵金伝説は無いのでしょうか?」というメールをいただいた。確かに当ウェブサイトの“全国の埋蔵金”の情報コーナーでも、また手持ちの資料をざっと調べた中にも仙台藩の埋蔵金の情報が無い。
 それでちょっと気になったのでさらにあれこれ調べてみたが、関ヶ原の闘い以降、いわゆる“勝ち組”には埋蔵金の伝説がほとんど残されていないことを改めて確認した。やはり埋蔵金として遺されるには“落城”であったり“敗走”であったり、と退っ引きならない事情がなければ成立しなかったということだ。“当 たり前田のクラッカー”ですな。
 だた「埋蔵」という行為自体は資産保全のために日常茶飯で行われていたわけで、何らかの事情でそれを活用する機会を逸失してしまう事態にならない限り、その後取り出されて活用されてしまった、ということだろう。廃藩置県で各藩の資産がどうなったのかも調べてみたいテーマですが、そこまで手が回らない…。
 書籍紹介からどんどんかけ離れてしまいましたが、「宮城県で…」のフレーズつながりで、ここで紹介するのは、現在の一都一道二府四十三県ごとに埋蔵金情報を各県1件ごとに掲載するユニークな一冊だ。東京都だけは2件取りあげているので全国48ヵ所の埋蔵金スポットを掲載している。ちなみにこちらの書籍でも宮城県ページは仙台藩がらみの埋蔵金ではなく「炭焼き籐太の埋蔵金」が紹介されている。また、メインの埋蔵金情報は全都道府県ごとに1件だが、カコミで さらに数点のミニ情報をプラスしている。そのコーナーの宮城県の部分も当WEBサイトと同じ情報が3件掲載されておりますな。参考にしていただいたようでなによりです。
 というわけで、文庫サイズと税別648円という手軽なお値段、そして歴史的な背景、人物紹介なども盛り込んでますので「埋蔵金ってブームだし、ちょっと 気になるよね」という方、手に取ってみてはいかがでしょうか。ただし当ウェブサイトの常連さんには“周知の事実”ばかりだと思いますので特にお勧めはしません。悪しからず。

|

« 『謎解き紀行 徳川埋蔵金 下 「会津の地に眠る一千万両発見」』 | トップページ | 『闇に消えた日本の黄金ミステリー 発掘!埋蔵金伝説99』 »

■関連書籍紹介」カテゴリの記事