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2010年9月23日 (木)

『アメリカ黄金伝説』

<エミル・C・シュールマカー著/秀英書房/1800円/1996年9月23日発行>

 アメリカ版「埋蔵金伝説」。といっても建国わずか200年ちょっとの アメリカのこと、“伝説”というより、“記録”といえるほど生々しく信憑性が高いストーリーばかり集めた注目の書籍だろう。
        ◇
「歴史学者、警察やその他の機関の推定では、アメリカ国内に埋められている財宝の総額は、西半球の海上で大航海時代から現在までに難破や火災、海賊の襲撃などで失われた財宝の総額を 「数十億ドル」も上まわっているのだ。
 海の底に沈んだ宝を探すとなれば、潜水用具などの装備のほか、 専門の知識や技術も必要だし、さまざまな身の危険にさらされたり、途方もない困難とたたかわなければならない。それにくらべて、 陸地に隠された宝の多くは、その気になれば誰にでも近づける場所に 埋められている。
 陸地の宝のほとんどは、たいした危険もなく、比較的安い費用で探すことができる。宝探しをする人々のなかには、週末になると車の トランクにシャベルを放りこんで、ドライブがてら宝のありそうな 場所へ行って、地面を掘り返すという人もいる。
 アメリカには、宝の隠し場所として世間によく知られたところがある。 たとえば、テキサス州のテンブルの近くには、推定約二千万ドルという 莫大な宝が埋められている。これは、カール・シュタインハイマーというドイッ系移民の万奴隷商人が、十頭のラバで金塊を運ぶ途中、 インディアンの襲撃をおそれて埋めたものだ(第3章)。
………」
 とまあこんな興味深い話が続く。 本文は第15章まであり、巻末にはアメリカ国内の埋蔵金 の場所を解説した付録まで付いている!                

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