« 『世界ミステリー 謎をひも解く ありかを明かす! 財宝地図』 | トップページ | 『ほんとうにあった怖い話コミックス 怪奇心霊語り 埋蔵金発掘の怪奇編』 »

2010年9月23日 (木)

『日本の埋蔵金1 キッドの宝』

<畠山清行著/たんさく/税込840円/2007年1月24日第1刷/ISBN-978-4-903288-02-4>

Kidnotakara_s  我が国の埋蔵金研究の第一人者だった、故畠山清行氏の代表的な著作といえる「日本の埋蔵金」。ネットオークションの影響か、このところの古書高騰でこの本もなかなか手に入らない貴重な書籍となってしまっている。ごくたまにネットなどで見かけるが、結構な値段で取引されていてちょっと手が出ないというのが現状ではないだろうか。
 ちなみに1995年(平成7年)に、中央公論社から中公文庫の1冊としてダイジェスト版として復刻したのだが、それすらなかなか手に入らなくなってきている。
 で、このほど合資会社“たんさく”というところが、この「日本の埋蔵金」の中から“キッドの宝”と“黒部渓谷佐々成政の秘宝”の2編をまとめて1冊にした書籍を発行した。オリジナルの「日本の埋蔵金」では下巻で取り上げられていた『キャプテン・キッドと宝島』と『黒部渓谷の秘宝』の2編のほぼ完全な復刻 版だ(本文中には“一部変更あり”の注意書きが入っている)。2編ではちょっと物足りなくもないが、値段が値段だけに贅沢は言ってられないか…。
 また、“「日本の埋蔵金」はすでに持っているから関係ない”という人にもちょっと注目して欲しいのは、“キッドの宝”編では、1939年(昭和14年) に畠山清行氏が“秋鹿 英”の ペンネームで紫文閣から発行した幻の著作“埋蔵金物語”からも同じように「キャプテン・キッドの宝」編を収録していることだ。「日本の埋蔵金」の『キャプテン・キッドと宝島』との違いに興味が湧くはず。
 まそれはともかく、タイトルに“日本の埋蔵金1”とあるので、今後続編として“2”、“3”…と続いて復刻されることを期待したい。

|

« 『世界ミステリー 謎をひも解く ありかを明かす! 財宝地図』 | トップページ | 『ほんとうにあった怖い話コミックス 怪奇心霊語り 埋蔵金発掘の怪奇編』 »

■関連書籍紹介」カテゴリの記事